混合廃棄物の分類について

混合廃棄物とは、さまざまな種類のゴミが混ざった産業廃棄物です。
混合廃棄物は大きく分けて、3種類に分類されます。
そこで今回の記事では、混合廃棄物の3つの分類について解説していきます。

混合廃棄物とは

複数の産業廃棄物が混ざった状態のものを「混合廃棄物」と言います。
混合廃棄物には金属くず・ゴムくず・廃プラスチック類などさまざまな素材が混ざっているので、そのままでは処理できません。
「まとめて金属くずとして処分する」といった処分方法は、罰則の対象になるので要注意です。

混合廃棄物の3つの分類

安定型混合廃棄物

安定型最終処分場に、埋め立て可能な混合廃棄物です。
生活環境の保全への悪影響が少ないのが特徴で、廃プラスチック類・金属くず・ガラスくずなどが該当します。

管理型混合廃棄物

埋め立て時に成分が溶け出し地下水を汚染するリスクがある混合廃棄物は、管理型処分場に埋め立てる必要があります。
管理型混合廃棄物には、基準値を超える有害物質が含まれる燃え殻・ばいじん・汚泥などが該当します。

建設混合廃棄物

建設混合廃棄物は、建設現場から出た廃棄物のことです。
安定型混合廃棄物である金属くず・がれき類と、それ以外の木くず・紙くずなどの廃棄物が混在しています。

まとめ

産業廃棄物は「安定型混合廃棄物」「管理型混合廃棄物」「建設混合廃棄物」の3つに分類されます。
それぞれ混在する内容物が異なるため、処理方法に気を付けなければなりません。
『株式会社大瀧商店』は、和歌山にて産業廃棄物の処理業務に取り組んでおります。
処理コストの最適化・廃棄物のリサイクルなど、お客様に寄り添った提案を心がけておりますので、お気軽にご相談ください。