ガラス再資源化のメリットは?
2023/07/05
使用済みとなったガラスは、その後どのように扱われるのでしょうか。
実はガラスも、再び資源として利用が可能です。
そこで今回は、ガラス再資源化のメリットについて詳しく見ていきましょう。
ガラス再資源化のメリット
資源の節約
ガラスの材料は、珪砂・ソーダ灰・石灰石といった天然資源です。
またガラスを細かく砕いたものが「カレット」で、建築用資材に再利用されます。
ガラスが再資源化によって別の資材に生まれ変われば、改めて作る必要がありません。
その結果、限りのある資源の節約につながるのがガラス再資源化のメリットです。
二酸化炭素の排出量の削減
ガラスを作るには非常に多くのエネルギーが必要なため、二酸化炭素の排出量が増えます。
再資源化はガラスを作るのに比べてエネルギーの使用量が少なく、二酸化炭素の排出量を削減できるでしょう。
埋め立て地を増やさずに済む
建物の解体に伴って発生する窓ガラスは「ガラスくず」に分類され、産業廃棄物として処理されます。
処分の方法は埋め立てが大半を占めており、ガラスの処分量が増えれば新たな埋め立て地を確保せざるを得ません。
さらにガラスくずは土に還らないため、大量のガラスくずが環境にもたらす影響も懸念されます。
ガラスの再資源化によってガラスくずの量が減れば、埋め立て地を増やさずに済み環境への影響も抑えられるのがメリットです。
まとめ
ガラスの再資源化には「資源の節約」「二酸化炭素の排出量の削減」「埋め立て地を増やさずに済む」といったメリットがあります。
限られた資源を大切にすると同時に、環境にも負荷をかけずに済むので最適なガラスの処理方法と言えるでしょう。
和歌山を拠点とする当社は、環境にやさしい方法で産業廃棄物処理を行っております。
ガラスくずやがれき類など、処理が難しい素材にも対応可能です。