ケミカルリサイクルとサーマルリサイクルの違いとは?
2023/07/21
リサイクルの種類は大きく分けて、3種類あります。
しかしどのような違いがあるのか、わからない方も多いのではないのでしょうか。
今回は、ケミカルリサイクルとサーマルリサイクルの違いについてご説明いたします。
ケミカルリサイクルとサーマルリサイクルの違い
ケミカルリサイクル
廃棄されたプラスチックを科学的に分解して、科学原料に再生する方法です。
方法としては、4つ挙げられます。
・原料・モノマー化…原料やモノマーに戻して再利用
・高炉やコークス炉化学原料化…廃プラスチックを製鉄所のコークス炉などで再利用
・ガス化…廃プラスチックをガスにして化学工業で原料として再利用
・油化…廃プラスチックを油に戻して再利用
サーマルリサイクル
サーマルリサイクルは廃プラスチックや木くずなどを焼却して、熱エネルギーを回収したり固形燃料にしたりする方法です。
方法としては、下記の3つが挙げられます。
・固形燃料化…廃プラスチックや木くずなどを円柱・角柱・チューブ状に圧縮成形し、固形燃料として利用
・セメントキルン原燃料化…廃プラスチック類をセメント製造の仮焼炉、焼成炉への代替燃料として利用
・ゴミ焼却熱利用や発電…木くず類の破砕したものをボイラーの燃料として利用
まとめ
ケミカルリサイクルでは再資源化が目指せ、サーマルリサイクルは焼却時に発生する熱エネルギーを回収して利用が可能です。
資源を無駄にしないためにも、これらのリサイクル方法は資源を有効活用できる方法と言えるでしょう。
和歌山にある『株式会社大瀧商店』では、効率性を高めたリサイクル事業を推進しています。
産業廃棄物のリサイクルに関するお悩みがございましたら、ぜひ当社までご相談ください。