がれき類の活用方法について
2023/07/13
建設工事・解体工事では、多くのがれき類が生じます。
生じたがれき類がどのように活用されているか、ご存じでしょうか。
今回は、がれき類の活用方法についてご紹介いたします。
がれき類の特徴
産業廃棄物のなかでも排出量が多いがれき類は、リサイクル率も高く約9割以上が再生利用されています。
これはがれき類の多くが比較的単純な組成となっており、再利用しやすい特徴があるからです。
がれき類の活用方法
再生路盤材
道路舗装の基礎となる、路床上に敷く砂利として活用されます。
再生路盤材は、建設現場や解体工事で生じたコンクリートやアスファルトなどのがれき類を、適切な大きさに粉砕処理して作られます。
アスファルト合材・再生骨材
アスファルト合材・骨材とは、アスファルトやコンクリートの原料となる砂・砂利のことです。
道路工事で排出されたアスファルトは粉砕処理され、アスファルト合材・骨材として別道路の舗装に再生利用されます。
再生砕石
建築物の基盤を作る際に、敷き詰められる小石が砕石です。
コンクリートを砕いて、サイズをそろえた再生砕石も利用されています。
まとめ
大量に排出されるがれき類ですが、処理を施したのちに再生砕石・再生路盤材・アスファルト合材・再生骨材として再利用されます。
似たものにコンクリートくずがありますが、コンクリートくずは再利用方法が異なるので注意が必要です。
和歌山にある『株式会社大瀧商店』では産業廃棄物のリサイクル方法を考え、処理業務を行っております。
建設現場で生じるがれき類に関するお悩みがございましたら、ぜひ当社までご相談ください。