がれき類とコンクリートくずの違いとは?
2023/07/09
がれき類とコンクリートくずは、建設現場で排出される産業廃棄物の一つに挙げられます。
がれき類はコンクリートがらと言われることもあり、混同されやすいものです。
今回は、がれき類とコンクリートくずの違いについてご紹介いたします。
がれき類とコンクリートくずの違い
がれき類
工作物の新築や改築、もしくは除去により生じたコンクリート破片・アスファルト破片などの不要物が、がれき類です。
20品目ある産業廃棄物のなかでも、年間を通じて排出量が多い品目として知られています。
年間排出量が多いものの、再生利用率が高いという特徴があります。
再生利用において、まず行われるのが破砕処理です。
その後は建築物の基礎に詰め込まれる砕石となったり、路盤材として使われたりします。
コンクリートくず
コンクリートくずは建設工事・解体工事以外で生じた、コンクリート破片やアスファルトのことです。
産業廃棄物の20種では「ガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くず」の品目に該当します。
建設・解体工事以外で発生したガラス類や、製造過程で生じたブロックくずなどがコンクリートくずです。
現在ではほとんどがリサイクルされ、路盤材・セメント原料や土壌改良剤などで再利用されています。
まとめ
がれき類とコンクリートくずは非常に似ていますが、分類が異なるため注意が必要です。
分類に困った際は、専門の会社へ問い合わせてみましょう。
和歌山にある『株式会社大瀧商店』では産業廃棄物のリサイクル方法を考え、処理業務を行っております。
産業の工場・製造現場・建築現場などから生じる、産業廃棄物に関するお悩みがございましたら、ぜひご相談ください。